
最終回『影二つ』
ずっと、俺たちはそれを待ち焦がれて生きてきたんだよ!どんよりとした天気、渚の心もどん底の中で夜が明けてしまいました・・・

「写真の中の2人は、とても幸せそうでした 2人は夢を叶えていたんですから
そしてそれはずっと続くはずだったんです・・・ 私さえ、いなければ―」登校中も自分を責め続ける渚、朋也が励まそうとするも・・・
「夢は諦めてしまいました、違いますか?
そして今、私は二人の夢を犠牲にして自分の夢だけ叶えようとしているんです
私は酷い子どもです、恩知らずです 岡崎さんもそうです
自分の夢を叶えるために皆さんの時間を沢山使わせてしまっています」
「俺達は好きでやっているんだ
今、お前が挫けてしまったら俺達のしてきたことが無駄になっちまう
皆でここまでやってきたんだ、頑張ろうぜ」渚の言葉は今まで培ってきた思い出を一撃で粉砕しました
渚の為にと頑張ってきた皆の気持ちを、仇で返してしまう一言でした
これでも冷静でいられる朋也に脱帽してしまった場面でした・・・
演劇部の部室には全員がいましたが、渚だけが輪の中から外れていました
そんな渚を陽平たちが励ますとするも、なかなか上手くいきません・・・
結局、しばらくやることがないということで自由行動に―
暗いままの渚はもちろん朋也と回ります 朋也の言葉によって、渚は気を持ち直していたものの
ふと気が付くと2人は離れ離れに・・・
朋也が渚を探していると早苗さんと会います そこには状況からか秋生はいませんでした
一方の渚は、有紀寧のいる資料室へ
高校の演劇の資料を見に来たというけれど・・・
朋也はその後有紀寧と会い、渚が資料室にいると聞いて嫌な予感がしながら資料室へ行くも・・・
着いた頃には、渚は秋夫がコンクールに優勝した時の映像を人形のような目で見ていた―
その映像には、
これからも一生舞台に立ち続ける! と秋夫が決意を示す場面があった・・・

いよいよ演劇部の時間になり、杏たちはテンションが上がり始める・・・
それに比べ、渚はさらに落ち込んでいた
こんな状況で舞台に送り出された渚は、当然何も出来る訳がなく―
さらに頭の中には、先程の映像が甦ってきて泣き始めてしまった・・・
観客がどよめき始める中で、走って駆けつけた
秋夫が全力で叫んだ―「夢を叶えろ! 渚ぁぁぁあああああ!」その声に渚が我に返り、秋夫は自分の娘に思いをぶつける―
「渚! 馬鹿か、おめーは!
子どもの夢は親の夢なんだよ、お前が叶えればいいんだ!
俺たちはお前が夢を叶えるのを夢見てるんだよ!!
俺たちは夢を諦めたんじゃねえ! 自分たちの夢をお前の夢にしたんだ!!
親ってのはそういうもんなんだよ!!
家族ってのはそういうもんなんだよ!!
だから、あの日からずっと・・・ パン焼きながら
ずっと、俺たちはそれを待ち焦がれて生きてきたんだよ!
ここでお前が挫けたら俺たちは落ち込むぞ!
てめー! 責任重大だぞ、てめー!!
早苗、お前もいるんだろ!? お前も言ってやれ!!」「渚、頑張れー!!」「俺たちもだぞ、渚!
俺や春原が出来なかったことを、今お前が叶えようとしてくれてるんだ!
俺たちの挫折した思いも、お前が今、背負ってるんだよ!」秋夫の心の叫びを聞いて胸が熱くなった・・・ それに鳥肌が止まらなかった・・・
朋也の言葉も現実味を帯びているからこそ、直接的に訴える何かがあったし
自分が出来なかったものを渚に達成してもらいたい、ただそれだけなんだと思いました
「あなたをお連れしましょうか? この街の願いの叶う場所に」渚が涙を拭き、皆の思いを背負って劇が始まりました
幻想世界 何度も新しい仲間を作ろうとするも、命は生まれずに地に帰っていく・・・
もう無駄だと思う「彼女」に対して、「僕」は諦めない姿勢を見せ続けます
この2人は
渚と朋也に照らし合わせることが出来るんですね・・・ ようやく気が付きました
劇が終わると歓声が起こって大成功! 秋夫の表情は何とも言えないですね・・・
学園祭が終わった後、朋也は渚にあの話の結末を聞きます
どうやらロボットは外の世界に出たいと思い、長い長い旅をして
"歌を歌った" そうです(゚Д゚*) 渚も劇の終わりに「だんご大家族」を歌ったんだとか・・・w
何はともあれ"お世辞を言わない"朋也は、本心で渚を褒めたのでした―
渚が感動していると朋也の親父がやって来た・・・
「お芝居見せてもらったよ、いいお話だったね
昔のことを思い出したよ、色々と じゃあ、私はこれで」
どうやら渚が朋也に内緒で招待状を送ったらしく、劇も見ていたらしいですねw
去り際に、
「あんまり飲みすぎるなよ」と声をかけたところを見ると
相当な進歩じゃないでしょうか・・・ まだ関係は戻りはしないでしょうけど(
その朋也の様子を見た渚は心配そうに見つめると、朋也は頭を撫でて
「明日、どこかに遊びに行くか?
振り替え休日だろ、たまには2人で出かけようぜ ちょっと話もあるし」これは・・・! と思っていると杏たちが呼びに来て演劇部の打ち上げへ―

2人だけのデートの日、学校へ行くと渚の名前が日直に書かれているのに気付きました
お返しと言って、朋也の名前も書く渚
ここで朋也が話を切り出します―
「話があるって言ったよな、昨日 その、何て言うか・・・
あ、明日朝起きたら、俺達が恋人同士になってたら面白いと思わないか?
―俺と付き合ってくれ、渚 お前のことが好きだ
だから、これからもずっと俺と一緒にいて欲しい」キタ━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━!! 朋也がちょっとデレていましたね(*´-ω-)
この言葉に渚は涙を流しながら笑みを浮かべ、頷いて両思いになりましたw
色々あったけどハッピーエンドですね
風子ルートやことみルート
見る前に聞いていた話より想像を絶する残酷さが描かれていて
正直ビックリだったとしかいいようがありません・・・
知らない間に引き込まれていた・・・ まさにこの言葉が合うアニメでしたね(*´-ω-)

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-- c l o s e