門田、ドア借りるぞ―車のドアを引きちぎり、盾にしながら向かって行き贄川に取り付いた罪歌を押し潰した
帰ってから新羅に事の顛末を話した 全てが終わったと でも終わってなかった、むしろ始まりと言える夜遅くに杏里の家のインターホンが鳴る―
セルティかと思ってドアの覗き窓を覗くと、見知らぬ人が立っていた・・・
「初めまして園原さん 私は贄川春奈です」
「なんだかよぉ、完全にはすっきりしないんだよなぁ」
何でだ・・・ ちょっと新宿に行って、臨也をぶっ殺してくる」セルティは全て終わったと思っていたが、新羅と静雄は何か引っかかるものがあった
「ねえねえ、絶対シズちゃんってイザイザのこと好きだよねぇ
男同士でボーイズにラブってるって感じ~」全員からツッコミがあってとりあえず安心した自分がいた・・・(
贄川記者が振り回していた包丁を回収してきたセルティは、新羅に見せた
罪歌の目的はね、人間を愛することさ 人間を愛して、愛して愛して・・・
愛するうちに個人でなく人間っていう1つの種を愛してしまったんだよ杏里×贄川春奈
どうして自分が杏里に会いに来たかが分かるかと手始めに聞いてきた
那須島の件ではないかと問い質すと、どうやらそのようだった
どうやら罪歌の斬るという行為は、
罪歌なりの"愛"の表現行動らしい
那須島と春奈は互いに愛し合っていて、その愛を確認するだけで幸せだった
ところがある日、愛を形にして示そうとした時に拒絶されたらしい
そもそも罪歌は妖刀なので実体が無い・・・だから身体を借りて人を切り刻んでいた―
ずっと
"愛を形にして示し続けていた"、これが所以だった・・・
隆志が私を受け入れてくれなくても、もしも私以外を好きになっても許せるわ
でもね、隆志に好きになられたこと自体は許さないの 絶対に・・・
罪歌は杏里に本性を現した―
「だから私が自分の手で始末をつけるわ あなたという恋敵に」こう言うと、チャットが罪歌のログで荒れ始めた・・・
街は目が赤く光った奴ら・・・洗脳された人々でいっぱいだった
罪歌が広がっている・・・無数に―愛して愛し続けて、次にはお互いが共通して愛することが出来る物が欲しくなる
それの具体的な物は
"子供" 斬った人間の魂に子を宿して産むらしい
これに気付いた新羅とセルティはチャットのログを持って静雄の許へと向かう
「訳が分かんねえで物騒な事件は99%てめえが絡んでやがる」静雄は切り裂き魔が臨也の仕業だと踏んで、直接会いに行く
簡単なこと いつものように皆関係無いと思えばいいのだ杏里は今までやって来た様に現実逃避をしようとするが・・・
「あなたは寄生虫、楽な生き方よね 他人に寄生して生きてるんだから」「楽なんかじゃありませんよ、人に依存して生きるのも
寄生虫って私も良い例えだと思います だけど寄生しても追い出されないようにする為に
どれだけの物を犠牲にしなきゃいけないか、分かりますか?」杏里が春奈に口撃! さらに那須島など寄生する価値も無いとまで言い捨てる
これに怒った春奈は止めを刺そうとした時に、杏里の部屋の
インターホンが鳴って―
静雄は道のガードレールを引っこ抜いて臨也に応戦する
これにはさすがの臨也も驚いたようですね(苦笑)
いざ殴りに行こうとした時にセルティがやって来て、静雄にログを見せると一時休戦で現場へ―
「まったく、単細胞のくせにどうしてあんなに鋭いんだろうねぇ・・・
これだから俺はシズちゃんのこと、大っ嫌いなんだよ」杏里への来客は那須島だった・・・
これを見た春奈は大喜び、それを見た那須島が顔色が変わり急いで走り去っていった
「あなたにかまってる暇が無くなったわ あなたは皆に殺してもらう」"あなたなんかにかまってる暇なんて無い" "まだ大事なことがあるんだから"邪魔である杏里を殺すことよりも大事な罪歌の本当の目的とは何なのか・・・
春奈が去っていくと、その横から洗脳された奴らが部屋に入って杏里に詰め寄る―

公園に着いたセルティと静雄の周りにはたくさんの罪歌が集まっていた
この中の1人にオリジナルの罪歌
"母"がいるらしい
静雄を愛する理由は『でたらめに強い』から そしてその強さを手にしたいからだと言う
「嬉しいんだよ、俺は 俺はこの力が嫌いで嫌いで仕方なかった
俺を受け入れる奴なんて誰もいないんだと思ってな
だがよ、こーんなに何人だ? まぁたくさんいるわけだ
だからもう良いんだよな 俺は自分の存在を認めてもいいんだよな
自分を好きになってもいいんだよな
嫌いで嫌いで消したくて消したくて仕方なかったこの力を、全力出していいんだよな」静雄の本当の意味での
"本気" 抑えていた力を全て放って罪歌に向かって行った―
「ずっとずっとあなたを思ってきた あなたも私の愛に応えてくれたよね?
私を金儲けに利用しようとさえしてくれたし、それから飽きたら捨てようとだってしてくれた
私は全てを受け止めて、許して、愛してきた
でもね、足りなくなっちゃったの それじゃ物足りなくなっちゃったのよ
そしたら罪歌がね、私に話しかけてくれるようになったの
こうやって私の血をあげたら少しずつ少しずつ・・・
ねぇ、今日こそは私の愛を受け入れてくれる?」こう言って、罪歌で那須島を斬ろうとした時に杏里が止めに来た
「誰かに依存する生き方しか出来なかったわけじゃないんです
そう生きることを選んだ、ただそれだけです
人が強いか弱いかなんて、生き方だけで決めてほしくない!」だが人を愛したことの無い杏里にはこの気持ちなど分からないと言うと、杏里は動揺してしまう・・・
そして春奈は杏里を斬りに行くが―
「確かに私は人を愛することが出来ません
5年前のあの日から、人を愛するのが怖くて仕方なくなったんです
だから、他の何かに依存して生きているんです」その1撃は杏里の片腕に止められてしまう・・・
そして、止めた方の腕から
本物の罪歌を取り出した―

「私は人を愛せない
だから私は、私の代わりに人を愛する罪歌に依存して・・・
いえ、寄生して生きてるんです」こう言い放った杏里の目は罪歌の子供と同様に
赤かった―
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