
第14話『Theory of everything』
一昨日は兎を見たの、昨日は鹿、今日はあなた・・・ あなたは朋也君渚たちの助けもあって、無事完成したことみの家の庭
「構わないよな? もう読んでも」一息つき、そう言って本を読み出すと睡魔が襲って幼い頃の夢に―

朋也はことみに誕生日会には自分の友達を誘ってくると言ったのに、
来てくれる人がいなかったことに合わせる顔が無く、庭に入れなくなってしまったらしいです・・・
誕生日会をすっぽかしたことを誤る為に、真夜中1人で行くと―
部屋に燃え盛る火を論文を探していた男が消して、それからはことみに会わなくなってしまいました
「ことみとの出会いも、あの庭で過ごした時間も何もかも夢だったような気がして
そしていつしか俺は、何もかも忘れてしまった・・・」夢から覚めると、ことみがいました

学校に来たことみは渚たちに囲まれて凄く嬉しそうでした
ヴァイオリンは後日、直してプレゼントすることでまとまったみたいですねw
校門でたまっていると先生がやって来て、あの男が会いに来るということを聞きます
男はスーツケース、ことみの父のかばんを渡す為にやって来ました
かばんを開けるのを躊躇うことみに皆から励まされて、開いてみると―

中身は
くまのぬいぐるみでした
スーツケースが色々な人の手に渡り、国を超え、言葉を超え、時を超え、目的地まで辿り着いた・・・
大っ嫌いと言われても、親は我が子を嫌いになったりはしません ちゃんと約束を守っていました
ことみが論文だと思って燃やした封筒には、ぬいぐるみのカタログが入っていたそうで・・・
メモの中には両親から直筆でことみへの手紙が入っていました
事故に遭った時、大事な論文を捨ててまでこの手紙とぬいぐるみを入れた意味
両親はことみの幸せをずっと願っている、ただそれだけでした

「お父さん、お母さん 私ね、ずっと待ってたの
お家の中でずっと一人で泣いてばかりいたの そうしたらね、朋也くんが迎えに来てくれたの
私、今とっても幸せなの とってもとっても幸せで・・・
だから・・・だからね、お父さんお母さん おかえりなさい」 かわいいことみ お誕生日おめでとう両親は死ぬまで、死んでからもことみを思い続けていたんですね
ことみと向き合う回想のシーンに感動しました

季節はすっかり夏になってヴァイオリンプレゼント券が使われる日がやってきました
朋也たちが整備してくれた庭には、くまのぬいぐるみとヴァイオリンが―

↑現在36位! 押していただけたら嬉しいですw
ことみルートが終了の第14話 個人的には風子の時よりも感動しました
事の真相が次々に紐解かれていく展開に常に心奪われていたのかも・・・
こんなに鳥肌が立ちっぱなしのアニメなんて見たことありませんでした('A
+++END+++
-- c l o s e