第11話『アンダーワールド』
分かたれていた闇と光が交じり合う暁に、あるいは黄昏の時代に―
アキラが必死に逃げる中、ミナは驚くべき決断を下す・・・
「よい、ヴェラ この者たちがこうするであろうことは分かっていた、好きにするがよい」ミナは潔く純潔審問に向かう
逃げ惑うアキラの許には、7話で出てきたアルフォンソの助けが入る
車の中で、三支族が言っていたことが本当だというのを聞くアキラ
「殿下と君は異なる宿望を背負いし者 交わることは永遠にない」これを聞いたアキラの頭にはクレオメの花が・・・

そして、純潔審問は始まる―
審問というのは名目上の話で、
ミナは三支族の所有物であることを思い知らせるのが目的とのこと・・・
昔の内乱で三支族が他の支族を駆逐・吸収していき、ツェペッシュ領にまで攻め入って支配したが、
神祖の血脈を絶つ訳にはいかないので、
"血を残す器"としてミナが生き残らされた
それも10年に1度行われる純潔審問を引き換えに・・・
王を名乗ることは認めてやるが、
その肉体はいつか三支族の手に落ちることも審問の度にミナに思い知らせる・・・
そうやってミナの魂さえも支配しようとしている―
「ならん・・・ アキラには知られとうない 妾の・・・こんな・・・」アキラならなんとかしてくれると促す由紀は、
「なるよ! だってアキラ君が一番姫様のことを思ってるんだから」この言葉から、10年以上前の審問の時のアキラとの思い出が甦っていた
「賭けは俺を殺したやつの勝ち、そうだったよな?」ミナの苦しみをすべてぶっ壊すと言うと、アルフォンソからテロメアと同じことを言っていると言われる
「君は1年前の作戦である物を見た あるんだろう?記憶から毀れ落ちている最後のピースが」
「もし記憶が完全なら、君は今と同じ態度でいられるはずがないからなぁ」その記憶を取り戻した時の反応で、三支族の味方をするかもしれないと言うアルフォンゾ
それほど重要な記憶をどうして失っているのか・・・
「なら姫さんに伝えてくれ 俺は死なない、必ずあんたの許に帰る だからあんたも負けるな、ってな」 だが彼は戦うだろう すべては姫殿下の為に―アキラは早速刺客に見つかり、戦闘開始
ミナにアキラの伝言を伝えると、ヴェラトゥースを呼んで動き始める
そして、テロメアもこのゲームに何らかの関係があるらしい・・・

「諸兄らの賭けに妾も乗ると申し上げた 妾はアキラが戦いに勝ち残る、ここに辿り着くのに賭ける
無論、かけ金は我が身と妾の将来全てじゃ」ミナも強い決意でこの事態に挑むことに― だが、三支族は不敵な笑みを浮かべる・・・

アキラは戦闘中、肝心なところで献身出来ず脇腹に傷を負ってしまう
1年前のウォルフガングの秘密作戦で見た
神祖の遺産に纏わる重大なものとは何かと聞いてくる刺客
すると、新たな刺客が襲い掛かってくるが誰かが銃で始末する
「やっぱりバカだよねぇ、君は でも、そんなところが愛しいよ」と言って、美刃が現れる 怪化した刺客もあっさりと撃破するが、一旦身を引くことに

美刃は内乱で滅びた種族の生き残りだったようです
「人もヴァンパイアも、本当の意味では私たちとは分かり合えない
君を本当に理解しているのは、私だけだよ?」美刃にこう言った時、また刺客が襲ってくる
アキラは身体を刺されるも、刺客の手を掴み下に落ちて行く・・・


刺客はアキラに止めの一撃を食らわせて、ミナの姿に変身して詰め寄る
「その声で・・・俺を呼ぶな その声で―」瀕死状態であっても、強い思いが目の前の敵を切り裂く―
ほとんどの記憶が戻っても、1つだけアキラ君が思い出せなかった出来事
それが何なのか、私もミナ姫もまだ知る由は無かった
その時の私たちはただ、アキラ君の無事を祈りながら遠い夜明けを待っていたのです―
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倒れこんだままのアキラはどうなってしまうのか―
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